インドの正月、ディワリ祭


ディワリ祭

ディワリ祭とは


ディワリ祭とはインドで80%を占めるヒンドゥー教の新年を迎えるためのお祭りです。光のフェスティバルとも言われ、10月末から11月のはじめまでインドの街や住宅には様々なイルミネーションが現れます。また、爆竹や花火が昼夜問わず打ち上げられ新年を派手に迎えるという風習があります。そのため、ディワリが近づくとインドのマーケットには装飾品やギフト、花火や爆竹を販売するための専用ブースが設けられ多くの人が競うようにそれらを買っていきます。中には花火と爆竹だけで10万ルピー(なんと15万円程度)買う人もいるようで、ディワリ祭がインドの方にとって特別なものであることが伝わってきます。

ディワリ祭の過ごし方

ディワリ祭の期間は多くの企業が休みになり、マーケットのレストランやスーパーマーケットも営業時間を短縮しています。中には営業しないお店も珍しくありません。タクシーやインドの庶民の足、リキシャーのほとんど走っておらず普段は車で溢れ返っている道路もディワリ祭の期間は寂しいくらいにガランとしています。インドの方の多くはこのディワリ祭の期間、故郷に帰って家族と過ごします。これは日本の習慣とよく似ていますね。インドで働く日本人の方は、インド国内に旅行に行ったり、近隣の国に旅行に行ったようです。このディワリ期間、インド中がイルミネーションと花火の煙に覆われていたため毎日が幻想的な景色でした。

色の祭典、ホーリー祭


ホーリー祭 グルガオン

インドで2月末から3月上旬に行われるホーリー祭は色かけ祭りとも呼ばれている、インドヒンドゥー教の春のお祭りです。人家に押し入る悪魔を追い払うために行われるというこのホーリー祭では、色粉や色水を誰彼構わず掛け合います。友人や知り合いだけでなく通りすがりの人にまで色を塗りつけます。その色鮮やかなお祭りに世界中から参加者が集まり、町中の家や車がカラフルに染められます。この時期のインドはすでに暖かくなっており、お祭りを思いっきり楽しめるので思い出に残る経験になることは間違いありません。

参考:3月に行われるインドのホーリー祭に参加するべき理由


ヒンドゥー教の女神を称えるダシャラー祭


ダシャラー祭はインドの長編叙事詩「ラーマーヤナ」に出てくる魔王ラーヴァンの人形を燃やしたり、インドヒンドゥー教の女神を称えるお祭りで、10月頃に行われます。地域によってお祭りの仕方、称える神様も微妙に違ってくるようですが、基本的に音楽と花火がお祭り期間中は続きます。


その他のお祭り


シヴァラートリー(2月頃)

シヴァ神が踊り、宇宙が創造された日を祝うヒンドゥー教の祭です。シヴァを祭る寺に行き、シヴァリンガにミルクやココナッツを備えます。この日は、水とフルーツだけの断食をするヒンドゥー教徒も多いそうです。

ジャナマシュトミー(8~9月初旬頃)

ヴィシュヌの8番目の化身クリシュナ神の誕生を祝う祭りです。クリシュナに扮した男の子が劇をしたり、クリシュナにまつわる物語がジオラマで飾られたりします。夜にきらびやかに飾り立てられた寺に行くのが習わしです。クリシュナ生誕の地マトゥラーで盛大に祝われています。

ラクシャーバンダン(8月頃)

女性が目上の男性の手首に『ラーキー』と呼ばれるヒモを結んで、兄のような存在として自分を守ってくれるように願う祭りです。厳密に考えることは全くなく、とても気軽な祭りで、職場の目上の男性などにもラーキーを結んでまわったりしています。

ガネーシャチャトルティ(8~9月頃)

シヴァ神とパールヴァティ神の子で、頭が象・体が人間の姿をしたガネーシャ神の誕生を祝うヒンドゥー教の祭りです。特にガネーシャが大人気のムンバイ周辺では、最大の盛り上がりを見せています。ガネーシャの巨大なムールティ(像)が街を練り歩き、最後にムールティは川や海に流されるのです。

オーナム(8~9月頃)

南端のケラーラ州でマハーバリ王の祝福や収穫を祝って盛大に行われる祭です。10日間にわたってボートレースや踊りなどが行われており、興味深いケラーラの文化や風習が多く垣間見られます。たくさんの花を使って地面に描かれる『プーカラム』と呼ばれる飾りがとても美しいです。

ナヴラートリー(10月頃)

ダシャラーまでの9日間を祝います。普段は肉を食べるインド人もこの9日間の間、肉を食べずに過ごすことが多いそうです。夜にドゥルガー神を祭った寺などで踊りなどが催され、女神ドゥルガーをたたえるのです。

ドゥルガープージャ(10月頃)

ダシャラーと同時期に行われています。 ドゥルガー女神が、魔族の王マヒシャに勝利したことを祝うヒンドゥー教の祭り。ドゥルガーはインド全土で非常に人気がありますが、コルカタを中心としたベンガル地方で特に崇拝されているため、ベンガル地方の多くの人々にとっては最も重要な祭りなのです。豪華絢爛のドゥルガーのムールティは一見の価値ありです。ムールティーは最後は川に流されます。

以上、インドで有名なお祭りについてまとめました。


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