インドに来る方で、感染症を心配する人が多く見られます。その中でも特に気をつけてほしい病気、デング熱についてまとめます。日本の外に出るときは最低限の知識をもって無事に帰ることができるようにしましょう。知っていれば対処できることもあります。避けていいものは避けていきましょう。

デング熱

デング熱とは

デングウイルスが感染しておこる急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉 痛や皮膚の発疹などが主な症状です。

どのようにして感染するのか

ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します。蚊媒介性。ヒトからヒトに直接感染するような病気ではなくまた、感染しても発症しないことも多くみられます。

世界のどの地域が流行地か

熱帯や亜熱帯の全域で流行しており、東南アジア、南アジア、中南米で患者の報告が多い。その他、アフリカ、オーストラリア、南太平洋の島でも発生があります。最も日本に近い流行地は台湾。

治療薬は?

デングウイルスに対する特有の薬はなく、対症療法となります。

罹ると重い病気か

デング熱は、体内からウイルスが消失すると症状が消失する、予後は比較的良好な感染症です。しかしながら、患者の一部に出血症状を発症することがあり、 その場合は適切な治療がなされないと致死性の病気になります。

予防方法は?

流行地にでかける際は、蚊に刺されないように注意しましょう。長袖・長 ズボンの着用が推奨されます。また蚊の忌避剤なども現地では利用されています。

予防接種は?

デング熱に有効なワクチンはありません。

海外旅行中に蚊に刺された場合はどこに相談すればよいか?

すべての蚊がデングウイルスを保有している訳ではなく、蚊にさされたことだけで過分に心配する必要はありません。ご心配な場合は、帰国された際に空港等の検疫所でご相談ください。また帰国後に心配なことがある場合は、最寄りの保健所等にご相談ください。なお、発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診ください。


資料請求/留学相談はこちら!