こんにちは、インド留学MISAOの高岡です。明日6月30日にインドで約400円(251ルピー)の超安スマートフォンが発売されます。今回はその激安スマホの正体とインドのスマートフォン市場について書いていきたいと思います。

インドの激安スマホ「Freedom 251」


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今回この激安スマホの発売に踏み切るのはインドで2015年に設立されたばかりのベンチャー企業、Ringing Bells(リンギング・ベル)社です。Ringing Bellsは今年の2月に発売の発表と予約を開始しました。しかし、その本体が中国メーカーAdcomの格安スマホ「Ikon4」と同じものを無断で使用している、Apple社のiphoneとあまりにも似ているなど、世界中から非難を浴びました。

しかし、その後も安さが話題を呼び予約数はグングン伸びていき、Ringing Bellsは6月30日に20万台を出荷する用意があると発表しています。2月の発表後、国内外から多くの批判にさらされたRinging Bell社のCEO、Mohit Goel氏は、「我々は間違いから学んで、実物が用意できるまで製品について多くを語らないことにしていた」と語っています。そのため実機も公開されておらず、Freedom251の全容は未だ明らかになっていません。

この400円という安価な値段で発売できる理由は、初めからアプリをインストールする契約を結びアプリ制作会社から資金を得て実現したと説明しています。

伸びしろ十分!インドのスマホ市場とは

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インドにおけるスマホユーザーは全人口12億5千万人の2割弱しかいません(2億2千万人程度)。中間所得者層以上がスマホを片手に歩く姿はよく見かけますが、価格の高さから貧困層へは未だに普及していません。

Mohit Goel氏はFreedom251は一台売ると150ルピーの損失が出ると語っており、国に支援を求めているそうです。IT強化を推進したいモディ首相と意見が合致すれば一気にユーザーが拡大する可能性もあります。スペックやAdcomとの問題などFreedom251には多くの課題が残されていますが、Freedom251はスマホ普及の起爆剤になるかもしれません。

IT大国のインドでは次々に新しいITサービスがリリースされており、その中にはSevamobpaytmなど貧困層の課題解決を目指して成長しているものもあります。スマホの普及スピードが加速し、貧困層でも簡単に手に入るようになった時、これらのサービスの成長もさらにスピードアップすることになります。


まずは明日発売されるFreedom 251が世の中にどう評価されるのか、インドのスマホ普及に向けた挑戦に注目が集まります。


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