モディ政権が成立し、現在インドでは空前の外資企業進出ブームが訪れようとしている。1990年代に外資企業の進出が促進されたとはいえ、当時は外資の株式保有は51%以下に押さえられていた時代。

それから20年ほど経ったいまでも、決して外資の進出は容易なものではなかった。

それはインドという社会が創り上げた経済体質が問題でもあった。カーストによって自分自身が勤めることのできる仕事への選択肢が狭まっているインド社会であるからこそ、外資の参入は黒船の来航と表現しても違いはない。

『自分たちの既得権益が侵されてしまうかもしれない』

外資企業の進出に対して、そう捉えてしまっていも仕方のない現状だったのだ。だからこそ、政府としても法的な対応はあまり整備されず、外資企業にとってフェアなものではなかった。

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さて、今回のインド総選挙におけるBJP大勝によって、モディ政権が成立した。そのマニュフェストの中には、外資企業の積極的参入を謳っているものがあるのだ。

インドには12億超という膨大な人口、ポテンシャルがある。それはインドにこれまで進出してきた企業総意のもとであり、しかしながらそのリソースを活かせていなかったという現状がある。

今、インドは大注目を浴びている。それでもインドはしばらく『ビジネス最難関の国』とは言われるのだろう。それに臆してインド進出をとどまるのか、はたまた確信をもって、可能性をもって進出するのか。

グローバル社会と謳われる世の中で、会社の命運はその勇気ひとつに懸かっているのではないか、と思っている。

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