物乞いとバクシーシ


インド=物乞いというイメージを持っている人は少なくはないでしょう。実際、インド留学中や旅行中に物乞いの姿をたくさん見かけることになるでしょう。インドでは自ら進んでお金や物を差し出す喜捨のことをバクシーシを呼びます。



物乞いのいる場所

駅やマーケット、観光地など人の多い場所で物乞いを見かけることになるでしょう。警備員の立っているようなところにはいませんが、彼らから見えないところでバクシーシを求めます。例えば、メトロの駅の場合は改札までの駅の階段の入り口です。改札には警備や身体検査のために警察官がいますが、階段の入り口付近にいれば彼らの目に触れることはありません。とはいえ、警備の範囲外、例えば道でバクシーシを求める物乞いを警備員や警察官が追い払うようなことはありません。時たま、観光地のど真ん中などそうやって入ってきたのかわからないような場所で物乞いを見かけることはあります。また、物乞いが多い意外な場所は交差点です。信号待ちの車の窓を叩いて、バクシーシを求めます。



物を乞う人々

物乞いにはどのような人がいるのでしょうか。物乞いをしているのは老人、女性、子供、身体に障害を持つ人です。健康体の若い男性の物乞いはまず見ません。一人で物乞いをしている人もいますが、よく見るのは子供を抱えた女性です。たいてい彼女たちは家族で物乞いをしています。子どもたちの父親が何をしているのかいつも気になります。また、子供の時に物乞いをしていた男の子が大きくなったら、何をして生活をするのか気になります。
一般的な物乞いと区別したいのはサドゥーです。サドゥーとはヒンドゥー教において、家・故郷・名前等を捨てて苦行に励む放浪の修行者を指します。彼らも喜捨によって生活しています。



外国人とわかると物乞いはすぐに寄ってきます。物乞いの姿を見かけるのが当たり前になっているインド人がバクシーシをあげないかと言われるとそうではありません。バクシーシを求められた時にあげるかあげないかは自分の考え方次第です。インド留学中に多少は悩むことになるでしょう。次回のブログではバクシーシの考え方について解説します。

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