エレファンタ島はムンバイの北東9km、ムンバイ湾の真ん中に浮かんでいる島です。島へはインド門裏手から船が出ており、約1時間の船旅です。

エレファンタ島といえば、世界遺産にも登録されている石窟寺院群が有名です。シヴァ信仰の中心地であり、石窟寺院群はグプタ朝時代に建設が始まったとされています。

石窟入り口までは約100段ほどの階段を登っていきます。体力的に不安があれば、籠を利用することもできます。石窟はヒンドゥー教の神シヴァを祀ったもので、列柱ホールの最深部の壁面に残る3面のシヴァ神は、高さ5.7メートルあります。石窟寺院は、面積は約5,600平方メートルあり、東西の祠堂とメインの列柱ホールから構成されています。

しかしながら16世紀に発見したポルトガル人によって石窟の多くが破壊されてしまいました。ただ唯一、第一窟は破壊を免れ、シヴァの結婚や踊るシヴァの像、巨大な三面上半身像を見ることができます。踊ったり、結婚式を挙げたり、さまざまな表情を持つシヴァの彫刻を見ていると、シヴァ神がとても身近に感じられるのです。

 

春にエレファンタ島で催される舞踏の祭りはインド全国に知られ、毎年多くの人々を楽しませています。とくに日曜日には、各地から人々が連絡船でこの小さな島にやってくるのです。かつての石窟寺院に礼拝の声が聞かれなくなって久しいですが、その代わり石窟入り口周辺の木陰はピクニックの人々であふれています。

そして わずか数キロメートルの所にある近くの島々には化学工場などがあり、現代インドの象徴ともいうべきトロンベイ原子力発電所まであるという、歴史と現代の味わえる場所なのです。

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