ユネスコ世界遺産に指定されている観光地ながら、その名を余り知られていないのがハンピーの都市遺跡。観光客もさほど多くないのは、その地の利が悪いのも理由の一つなのでしょう。

バンガロールから1時間余りのフライトでフブリへ、そしてフブリから約3時間半のドライヴを経て、ハンピに到着します。

ハンピは、14世紀から16世紀前半にかけて栄えたヒンドゥー教勢力、「ヴィジャヤナガル朝」の王都でした。最盛期には約50万人が暮らし、ポルトガルや中国など、大陸の商人らも訪れたというこのハンピは、一方でごつごつとした岩肌に巨岩の転がる乾いたデカン高原の大地が広がっています。

半径約3キロ圏内に、いくつものヒンドゥー寺院や宮殿などが建立されましたが、16世紀なかばに北から侵入したイスラム勢力によって制圧されました。その後久しく「打ち捨てられ、忘れられ」ていたというハンピ。この地が再発見されたのは、英国統治時代だそうです。

そうして1986年、ハンピはユネスコの世界遺産に指定されました。

ハンピに見られる建築物は、南インド伝統様式の「ドラヴィダ式建築」だとのことだが、一部、イスラム建築の技法も取り入れられているとのこと。

岩のゴロゴロするこの地方独特の風景に、寺院や階段井戸、要塞や柱廊などが点在しています。おおらかな風景の中のたたずまいと、石造りの興味深い建築物もあり、インドで最も印象深い観光地にに挙げる人が少なくありません。

ぜひ知る人ぞ知るハンピを訪れてみてはいかがでしょうか?

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