インドの500Rs札と1000Rs札が廃止


インド 旧紙幣
昨晩、インドのモディ首相がインドの高額紙幣500Rs(約800円)と1000Rs(約1600円)を廃止にするという発表をしました。この写真は筆者の持っている全ての現金ですが、今日から使えません。(泣)

廃止になる紙幣


8月にアップしたインドと日本とアメリカのお札に描かれている人物を比べてみたという記事でも紹介した500Rs札と1000Rs札が11/8以降、使用できなくなりました。実際、空港のカフェやタクシーチケット売り場でも受け取り拒否が出ているようで、各所非常に素早い対応をしています。

なぜ使えなくなるのか

今回の紙幣改革の目的は、ブラックマネーの是正です。インドではいまだに現金決済が主流で、富裕層の多くは現金を銀行に預入せずに自宅に抱えているケースも多いのです。そのため、インド政府は国民の資産を把握できておらず、納税率も低水準という課題がありました。今回の改革により富裕層に銀行口座へ入金させ、国民の財産の把握と隠し現金をあぶり出すことを期待しています。

新しいインド紙幣

そんなわけで500Rsと1000Rsが使えなくなってしまったわけですが、その代わりに流通すると発表されている紙幣がこちら。
新500Rs札(左)と新2000Rs札(右)

インド 新紙幣

出典元:http://pressks.com/world/all-you-need-to-know-about-rbi-500rs-2000rs-notes-whats-new-features-check-here/9731/


インドに滞在するから体感できること


インドの変化を肌で感じる


筆者は現在インドのグルガオンというインド経済の中心といえる都市に住んでいます。今回の改革は少なからず混乱を招きそうですが、個人的にはインドという国が大きく変わろうとしている感覚を肌で感じ、とてもワクワクしています。日本でもこのニュースは報道されているようですが、国が動いている感覚を感じられるのはやはりインド現地にいるからこそだと思います。そしてその変化を感じられるのは、世界でもトップクラスにある経済成長の真っ最中のインドならではなのです。

インド中の銀行とATMが閉まっています


インド ATM

というわけで、今日は混乱を防ぐためか銀行やATMは全て閉まっていて、銀行のホームページにもアクセスできないという完全に締め出された状態です。旧紙幣と新紙幣の交換はATMを通して行うことを推奨しているのですが、明日以降の混乱はどのようになるのか想像もできません。

まとめ

冒頭に紙幣が使えなくなりましたと書きましたが、もちろん数日中に新紙幣と交換できるのでご安心ください。私は無事です。
さて、今回のインド紙幣の変更はブラックマネーの是正にあり、インド経済成長の基盤を強固なものにするための施策です。それにしても突然の発表で驚きましたが、このような抜本的改革をさらっとやってしまうインドに国の勢いを感じずにはいられません。

筆者は5年前にもインドに来たことがありますが、この5年間での携帯電話の普及によるインド人の生活の変化、高層マンションやショッピングモールの増加による街並みの変化にはとても驚きました。この先の5年、10年でインドはさらに変化し、世界の中心になっていきます。世界で最も進化している国インドを今、その目で見ておくことは、今後の人生で間違いなく貴重な経験になります。この冬、インドに来てその変化を肌で感じてみてください。

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