きてみなきゃわからないインド人の特徴


インド留学をしているとインド人の不思議なことに出くわします。インド人といっても、地域によっても、宗教の信仰によっても、もちろん年代によっても、異なっていますので、インド人をひとくくりにすることは非常に難しいでしょう。そこで私の周りにいるインド人を数名紹介しながら、不思議な特徴を紹介したいと思います。

インド人の考え方

インド人特有の考え方”ジュガード”

インドではまだまだ途上国の側面が様々見受けられます。インフラ一つとっても、停電や断水はしょっちゅう起こりますし、雨が降ったら町中のあらゆるところで、洪水状態になっています。そんなインドですが、留学中にも何度も小さなトラブルに巻き込まれます。それでもインド人はジュガードで乗り切ろうとするのです。

ジュガードとはなんとかなるだろうという考え方や、工夫してトラブルを回避するなどの意味を持った言葉です。日本人からすれば信じられないことかもしれませんが、計画はあくまで計画でしかないことがビジネスでもしばしば見受けられます。

それは考え方がもともとジュガードがあるので、トラブルが発生してからでもなんとかするか大丈夫だよという楽観的な思想が生活やビジネスの様々な面で見受けられます。

インド留学でインド人と触れ合うには

インド留学でインド人と関わることは実は難しかったりします。まずは自分の生活に関わってくるインド人とは親しくしてみましょう。店の人、ホテルの人、ドライバーさん、みんな人なつこくて親切ですし、トラブル時には必ずジュガードで助けてくれます。

インド留学中にインド文化を感じたいのであれば、積極的にインド人になじみ、生活だけでなく、人との交流は欠かせません。インドは生活するのに非常に大変な国ですが、多様な価値観に触れる良い機会だと取らえて積極的に交流し、あなたもジュガードを取り入れてみてはいかがでしょうか。

インド人の嘘のつき方

インド人は”息を吸うように嘘をつく”という表現をされることがたまにありますが、本当のところはどうでしょうか。さらになぜこのような風に表現されているのかを考えてみました。インド留学中にインド人と接する機会は非常に多いですが、主に3パターンに分かれます。

一緒に働く人,勉強する人

インターンなどでインド留学中に一緒に働く人、もしくは語学学校で一緒に勉強する人は基本的には嘘はつきませんし、とても誠実です。ごくまれにわからないことに対して、わからないと言わずに、適当なことを言うことはありますが、全く悪意はありません。彼らはインド人の多くをしめ、幼いことから教育を受け、海外のことも知っている場合が多いです。

生活の中で関わる人

生活の中で関わる人はさまざまかと思いますが、悪意を持って嘘を着く人はそれほど多くはありません。リキシャーなどの簡易タクシーの運転手はよく適当な金額を伝えたりはしますが、たいてい相場の20%増程度の金額だという印象です。

地域によっても異なりますが、ビジネス都市であれば嘘をつかれる機会は非常に少ないといえるでしょう。

観光名所で関わる人

問題は観光名所です。首都で有名なデリーやタージマハルで有名なアグラなどは詐欺師やぼったくり、押し売りなどが非常に多いです。息をはくように嘘をつくという言葉は観光名所しか訪れない旅行客や旅人が噂を作っているといえるでしょう。

実際、観光名所にはインド中から日本人目当てで詐欺師やぼったくりが出稼ぎにくるぐらい集まっています。運転手はもちろん、案内、お店、レストランまで嘘のオンパレードの場合もあります。なので、インド留学で長期滞在しているとだまされることはほとんどないと言えるでしょう。

インドの教育

インドは経済格差が激しく、親の所得によって受ける教育の質はまったく異なります。そんなインドの教育はどうなっているのでしょうか。

インドの教育制度

日本では人によって異なりますが、小中高で6・3・3年の12年間の教育が一般的に受けられ、そのうち小中の9年間は義務教育です。インドでは州によって異なりますが、小学校で5年、中学校で3年、中等学校で2年、上級中等学校で2年の教育が行われ、そのうち義務教育期間は小中の8年間です。中等学校、上級中等学校が日本の高校にあたると言えます。上級中等学校卒業後は学士課程いわゆる大学で3年間学びます。エンジニア課程だと4~5年間の教育を受けます。

初等教育・教育格差

インドでは私立学校をpublic school、公立学校をgovernment schoolと呼びます。公立学校では授業料が安いですが、教員や教室、教材が不足しています。インドの初等教育では中退する者が40%に及びます。学校の少ない農村部では学校に通うことでさえ困難です。教育の必要性が理解されない、子供でも働き手としての役割が期待されていることがその原因です。経済的余裕がある家庭では公立に比べて質のいい教育を受けられる私立学校に子供を通わせています。

高等教育

では、インドの教育水準は低いでしょうか。それは違います。インドの高等教育の水準は大変高く、国際的にも高い研究水準が認められているIIT(インド工科大学)や文系の最高峰JNU(ジャワハルラール・ネルー大学)などの国立大学は優秀な人物を輩出しています。例えばIITの競争率は60倍あり、厳しい競争を勝ち抜いている大学生のレベルは高いです。また、アメリカなどの海外の一流大学で教育を受けるエリート層・富裕層が増えています。

インドのトップ層の教育レベルが高い一方で、文字さえ読めない人もいます。高いトップレベルの教育を維持しつつ、義務教育を浸透させていくことが今後のインドの教育課題と言えるでしょう。


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