入学の手続き


入学のはじめの一歩


まずは留学先の学校もしくはエージェントに申し込みをする旨を伝えましょう。申し込み書類の提出方法としてはオンライン、メール、郵送、FAXなどがあります。ビザや航空券を準備しなければならないため、留学の2ヶ月前までに申し込みましょう。申し込みが遅れても対応してくれる場合もありますが、受け付けてくれる学校は少なくなってしまいます。

留学先によっては英語での書類提出を求められる場合もあります。英語がわからない場合はインターネットで調べる、留学経験のある友達に聞く、学校に直接問い合わせるなどして、書類に抜け漏れがないようにしてください。自力で書類を作成するとかなり英語の勉強になると思います。なお、エージェント経由で留学する場合は日本語で英語書類の提出に対応してくれる場合もあります。


入学手続き書類


学校や国によっては申込書類以外にも以下のような書類の提出が求められる場合があります。書類によっては準備に時間がかかるので、事前に必要書類は確認しましょう。
・宿泊施設(ホームステイや寮)の申込書
・語学力の証明書(TOEFLやIELTS、TOEICなど)
・成績証明書
・志望動機等を含むエッセイ
・健康診断書
・個人情報取り扱いに関する同意書


費用の支払い

申し込みの後は学校から請求書が送られてくる、もしくは振込先の口座が指定されます。振り込む前に契約書や約款をもう一度確認しましょう。案外確認を忘れがちなのは支払い後のキャンセルの扱い(期日やキャンセル料等)です。必ず確認してください。また、振込の際はかなりの金額になるので、留学先の学校・エージェントに口座を間違えないように注意しましょう。


入学手続き・費用の支払いを経て、留学することが正式に決まります。留学が決まったとはいえ、実際に渡航して現地で生活するための準備が必要です。明日からは渡航前の準備について詳しく書いていきます。


航空券の手配


留学先に渡航するためのチケットを取得しましょう。基本的に出発日に近づけば近づくほど航空券は高くなります。しかし、留学にビザが必要な場合はビザ取得の目処が立ってから航空券を購入しましょう。


航空券取得

旅行代理店や電話を通しても予約できますが、インターネット予約が主流になっています。予約の際は航空運賃だけではなく、燃油サーチャージや空港税も含めて比較してください。航空券を取得するサイトは以下がおすすめです。

1.skyscanner
http://www.skyscanner.jp/
航空券を探すのに適しています。日にち指定だけでなく期間指定で検索できます。予約時はExpediaや航空会社のホームページにとぶため、航空券によっては英語で予約を行わなくてはなりません。

2.Expedia
http://www.expedia.co.jp/air
航空券を予約する際はこちらがおすすめです。すべて日本語で購入手続きを行うことができます。

3.momondo
http://www.momondo.com/
skyscannerで調べた航空券との価格比較で使われることが多いです。

4.lastminutes
http://www.lastminute.com/
渡航直前に予約する場合、他のサイトに比べてかなり安く航空券を手に入れられる場合があります。

往復か片道か

航空券を取得する際、往復でとるか片道でとるか迷う方も多いと思います。留学後の予定や期間などを考慮して予約してください。

1.往復航空券
往路と復路の出発地が同じ航空券のことです。帰国時のフライトをあらかじめ予約するFIXチケットと帰国時のフライトを後から予約するOPENチケットがあります。短期留学の場合は一番安く航空券を購入できるFIXチケットがおすすめです。自分のチケットが変更できるかどうか、変更手数料がかかるかどうかをあらかじめ確認してください。

2.片道航空券
名前の通り、片道分の航空券です。長期留学や留学後に別の国に旅行をしようと思っている場合は片道航空券をおすすめします。難点は片道航空券と往復航空券の価格はあまり変わらないため、往復航空券に比べると片道分の値段が高くなります。


旅行だとツアーの中に航空券が含まれている場合もありますが、留学では自分で航空券を手配することが多いです。絶対に必要なものなのでできるだけ早く取得しましょう。

ビザの手配


国・期間によっては留学をするためにビザが必要となります。書類を揃えるのはもちろん、発行するまでにも時間がかかるので、留学を決めたらその日からビザの準備を始めてください。この記事ではインドビザの取得について解説します。


ビザ申請に必要な書類


たとえ観光であろうと、日本人がインドに入国するには必ずビザが必要です。インドには学生が最も利用する観光ビザ、留学のための学生ビザ、インターン時に必要となるビジネス・雇用ビザなどがあります。日本国籍所有者が用意する基本書類は以下です。観光ビザならば、以下の基本書類のみでビザを申請できます。それ以外は基本書類に加えて書類が必要になるので、ビザセンターのホームページを参考にして準備してください。

・パスポート(有効期間が残り6ヶ月以上あり、2ページ以上空白がある)
・オンラインビザ申請書
・5cm×5cmの写真
・直近のビザページのコピー(インドに渡航したことがある場合のみ)
・ 外国籍申請者追加書類申請書(帰化した、二重国籍を保持している、現在日本以外で1年以上住んでいる、外国に居住ビザを所持している場合のみ)

ビザの申請


1.提出書類作成
まずはここからオンライン申請をします。直接ビザセンターに行っても受け付けてもらえません。記入量が多くて苦労しますが、自分でも申請できるのでやってみましょう。ちなみにビザ申請代を含めて、5000円から代行してくれる業者もいます。

2.書類提出
オンライン申請後はビザセンターに必要書類を提出し、申請料金を払います。1.東京のビザセンター、2.大阪のビザセンター、3.郵送の3つの方法で申請することができます。これまでビザセンターで申請する際は、オンライン申請時に申請日の予約が必要でしたが、今は予約しなくても大丈夫です。ビザ申請中はパスポートを預けなければならないので、注意してください。

3.ビザ受け取り
郵送の場合は送付してから3週間程度、ビザセンターの場合は1週間程度で受け取ることができます。あくまで目安なので書類の不備があった場合は遅れます。

この記事で書いたことはあくまで更新日の情報を基にしています。ビザを申請する際はインドビザ申請センターのホームページを確認してください。申請方法や必要書類が頻繁に変わるインドビザを取得するのは大変です。はじめての人が自分で手続きをして、スムーズにビザを取得できれば運がいいです。しかし、その分ビザを取得できた時は達成感が得られます。これも留学までのひとつのステップとして、ぜひ挑戦してみてください。

保険の加入

もしもに備える海外保険。本当に入る必要なのかわからない人も多い。というわけで、保険について解説します。


保険の必要性


慣れない環境に置かれる海外では日本よりも当然トラブルが多くなります。よく海外旅行保険に加入スべき理由として挙げられるのが「医療費が高い」ことです。日本では保険証を持っていれば、3割負担で治療を受けられます。しかし、海外では全額負担がざらです。

一番怖いのは治療費が高額になる場合、保険に入っていないと支払い能力がないと見なされ、生命に関わる治療を受けられなくなることです。また、何かを壊したり傷つけてしまった場合、自己責任の意識が強い海外では莫大な損害賠償を請求されることがあります。

海外に行くときの保険


1.海外旅行保険
海外旅行の際に利用される保険です。期間にもよりますが、比較的気軽に加入できる価格が設定されており、最大3ヶ月の契約を行っている会社が多いです。短期の滞在の場合はこちらに加入した方がいいです。

2.留学保険
3ヶ月以上の留学の場合は留学保険に加入することになります。会社によって異なりますが、緊急事態が起こった場合の一時帰国費用などが含まれます。

3.クレジットカード保険
最近では海外旅行保険を付帯しているクレジットカードが増えています。保険料を支払わなくても保険に加入できることが魅力です。しかし、保険会社等が提供する海外旅行保険に比べて、保証が少ない、渡航費の決済を当該クレジットカードで行わなければ保険が使えないことも多いため、あくまで補助的な保険として考えるようにしてください。クレジットカード保険も契約期間が最大3ヶ月までのものが多いです。

保険を選ぶポイント


保険を選ぶ際に保険料を最も重視する方も多いと思います。保険料を下げようとするあまり、補償内容・補償額を減らしすぎないようにしてください。いざという時にせっかくの保険が役に立たなくなります。

また、保険会社のサポート体制もチェックしてください。例えば、日本語で24時間対応しているかどうかです。現地語を喋ることができても、病気やけが等の状況説明の際は普段使わない言葉を使う必要がある場合が多いです。また、緊急を要する場合も多いので日本語で対応してくれる方が安心できます。

実際、海外で生活をした経験のある人から病気やけがをしたという話をよく聞きます。正直、保険料は高いです。しかし、病気やけがをした場合の治療費等は保険料よりかなり高額になるので、絶対に加入するようにしてください。

お金の準備


当たり前ですが、海外では日本円を使うことはできません。お金を持っていく方法について悩む方も多いと思います。留学の際にどのようにお金を管理するかについてインドを例にして解説します。


外貨の準備の仕方


留学時に日本から外貨をもっていく際は以下の方法があります。

1.現金
短期の滞在ならば現金を持ちこみ、現地で両替をする人が多いです。しかし、大金を常に持ち歩くことになるので、長期の留学時は現実的ではありません。他の方法に比べて為替レートが悪いです。

2.国際キャッシュカード
海外でも現金を引き出せる銀行で新しくキャッシュカードを作る方法です。口座開設は少し面倒ですが、一度作るとたいていの国で使用できるので便利です。新生銀行やシティバンク銀行などで開設できます。インドにはあちこちにATMがあるので、引き出しやすいです。

3.海外送金
現地の銀行で口座を作り、そこに送金する方法です。雇用ビザがないとインドでは口座を開設できません。給与の発生するインターンや就職をしない限り、現実的ではないです。

4.クレジットカード
クレジットのキャッシング機能を使う方法です。一番いい為替レートで現金を手に入れられます。学生用カードだとキャッシング機能がついていない場合もあるので、出発前に確認してください。

お金の支払い方法


インドでお金を使う際は現金かクレジットカードで支払うことが多いです。

1.現金
一番浸透している支払い方です。どこでも使うことができます。インドでは使い勝手がいいのは10ルピー、100ルピーです。できるだけ1000ルピーや500ルピーといった大きな額の札は崩しましょう。ローカルのお店やリキシャの支払いでそれらを使うと、お釣りがない場合が多いです。また、インドでは落書きされていても使うことはできますが、少しでも破れていると札を受け取ってもらえません。お釣りをもらったときに確認しましょう。

2.クレジットカード
日本人が行くようなある程度高級なお店に行くと使うことができます。手数料はかかりますが、為替レートが一番いいです。インドでクレジットカードを使う場合は暗証番号の入力+サインが求められます。引き落としは購入したお店がクレジットカード会社に購入データを送った日の為替レートで処理されます。

旅行とは違い、留学では現地で「生活する」ことになります。現地の生活をイメージして、一番使いやすい方法でお金の管理を行ってください。

荷物の準備


後回しにしがちな留学の準備についてインドを例にして解説します。まずは服装・食事編です。

服装


荷造りの際に一番場所をとる荷物ですが、必要最低限だけを準備して現地で調達することももちろんできます。頻繁に洗濯できる環境ならば、替えを2,3枚持っていれば充分です。準備の際は以下を考慮して服を準備しましょう。

1.気候
インドの場合は暑いので半袖半ズボンが基本になります。また、洗濯物もすぐに乾くので荷物をだいぶ減らすことができます。しかし、11月から2月まではインドにも冬が着ます。朝夕は5度近くまで気温が下がるうえ、建物が大理石でできているため、かなり冷え込みます。冬にインドを訪れる際は長袖長ズボン、コートが必須です。

2.TPO
インドでは基本的に服装の規定はゆるいです。しかし、インターンに参加する場合はスーツを持って行きましょう。また、ちょっとしたパーティなどドレスコードが求められるような場に行くときのことも考えて、少しきれいめの服装も準備しておくと無難です。

3.文化
イスラム圏の国でも言えることですが、女性は肌の露出(とくに足)を控えましょう。現地の人でもショートパンツ等をはいている人を見かけます。しかし、インドの女性は基本的に足を露出しません。留学前に現地の人はどういった服を着ているかを確認しましょう。

食事

海外に出る際に日本食をどれくらい持っていくかは皆さん悩むと思います。日本食レストラン・日本食材店はたいていの国にあります。そのため、日本食が手に入らないということはありません。しかし、競合がいないために、日本に比べてかなり高い値段で売られており、味が落ちるような地域もあります。インドデリー周辺には日本食レストランはたくさんありますが、日本食材店は数が少ないです。そのため、競争の進んでいる韓国食材店で食材を購入する人も多いです。

日本から持ってくる食品を選ぶ際に注意したいのは主食を選ぶことです。留学生は米を手に入れにくいので、米に合う日本のおかずがあっても主食は現地で食べられているパンなどになってしまうことがざらにあります。例えば、定番の味噌汁は単品では食事になりませんし、現地にいる日本人がたいがい持ってきています。おすすめはカップ麺です。それだけで一食分になりますし、他の人から分けてもらいにくいのでなかなか食べられないです。

生活用品

ここではシャンプーなどの日用品、ドライヤーなどの電化製品などを扱います。

1.日用品
シャンプーや歯磨き粉などは現地で手に入ります。日本より物価が高い地域に行く場合は日本で購入したほうがいいですが、インドでは日本よりも安く日用品を購入できます。現地ブランドの商品はもちろん、ユニリーバやP&Gなど世界的な消費財メーカーの商品は簡単に手に入ります。しかし、現地到着後すぐに授業やインターンがはじまり、買い物に行けない場合もあるので、3,4日分の小分けパックを日本から持っていくべきでしょう。

2.化粧品
女性にとっては必需品です。化粧品はその国の肌質・趣向に合わせて作られているので、日本から日本人向けの化粧品を持ち込んだほうが無難です。例えば、インドの化粧品売場にいくと口紅は充実していますが、チークの種類はかなり少ないです。

3.電化製品
海外に行く際は変圧器もしくはプラグが必須です。日本で準備することもできますが、現地のほうが安い場合もあります。パソコンやスマートフォンのアダプターの中には変圧機能がついているものがあるので、自分の使っている製品の規格を確認しておくと便利です。ドライヤーに対応していない変圧器は多いです。そのため、現地で購入するほうが無難です。

必需品

インドで実際に生活する上で必需品だと感じるものです。

1.ビーチサンダル
現地の人は冬でもサンダルで生活しています。排水口がなく水はけの悪いインドの道を歩くときに足が汚れても、サンダルごと洗えばすぐにきれいになります。

2.痒み止め
インドにも虫除けはありますが、痒み止めはないです。普段、日本で痒み止めを愛用しているなら持ってきたほうがいいです。

3.ぺたんこかつ汚れてもいい靴
インドの道の状態はまだ悪く、ぬかるみや凹凸があちこちにあります。ヒールではまず歩けないので、ぺたんこの靴を履くことになります。また、埃っぽい・道が舗装されていないのですぐに靴が汚くなります。もちろん、現地でも購入できます。

荷造りの際は前回の記事と合わせてぜひ参考にしてください。荷造りが終わればあとはもう、渡航するだけです。


現地到着後の準備


日用品購入

到着後は新しく留学生活がはじまるということで、いろいろ用意すべき物があると思います。まず必要になるのは水です。到着してすぐ、慣れないうちは人によってはレストランで出される水にも気をつけた方がいい場合があります。

ミネラルウォーターは空港でも簡単に手に入りますし、空港から滞在先までの道中でも購入できます。ヒンディー語で水は「パニ」と言います。ローカルの店で英語が通じない場合はジェスチャー+「パニ」と言えば、水を買えるでしょう。購入したペットボトルの蓋が開いていないかは確認はしてくださいね。

シャンプーや歯磨き粉などはショッピングセンターでもローカルの路面店でも簡単に手に入ります。ローカルで購入する場合は物が古くないか確認してください。購入したシャンプーが、あまりにも製造から長い年月が経っていたために、中身が分離していたという話も聞きます。何を買えばいいかわからない場合でも、店員さんが積極的に話しかけてくれるので、わからないことは気軽に聞きましょう。

携帯電話購入


長期で滞在する方は携帯電話を購入することになります。2,3ヶ月以上のインド留学生活を送るならば、購入したほうがいいです。インドは日本と違い、携帯電話とSIMカードは別々に売っています。また、支払い形式もプリペイドか後払いかを選ぶことができます。SIMフリーの携帯電話を持っていれば、現地でSIMカードを購入すれば問題なく使えます。

インドの通話料はかなり安い(airtelというインドの携帯電話会社で1分あたり1ルピー)ので、データローミングをするよりも現地で携帯電話を購入するほうが安く済みます。SIMフリーの携帯電話を持っていなくても、一番安い価格帯の機種で1000~2000ルピーで携帯電話を購入できます。もちろん、スマートフォンだと値段は高くなります。契約後、すぐに使えるというわけではなく、会社によって異なりますが、回線がつながるまで数時間から2,3日かかります。

これまで留学の流れを解説していきました。留学とくにインド留学だとハードルが高いと思う方も多いと思います。しかし、実際にインドでの生活がスタートしてみると、そんなことを考えていた自分が嘘のように楽しくなります。ぜひ留学を思い立ったら挑戦してみてくださいね。


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