対談者

京都大学・中野くん

名前 中野玄啓くん(中)
所属 京都大学
留学内容 IT留学4週間

東京大学・中泉くん

名前 中泉吉裕くん(吉)
所属 東京大学
留学内容 IT留学4週間

インド留学に来た理由

中: コスパですね笑。というのは、インドって英語圏でこれからの成長が約束されている国じゃないですか。僕は留学先として他の国も候補としてありました。

例えばフィリピン留学なんかも考えたんですが、経済成長の角度が全然違うなと思って。アメリカ、カナダ、オーストラリアもあったんですが、何百万円掛けて行くところなのかなと。

人によって価値観はそれぞれっていう前提で、僕は個人的にそこまでの価値を感じなかったんです。


吉: 僕は大学の学科が国際開発農学専修なので途上国や新興国への関心は高かったです。なので学科の人の半分は既に行ったかこれから行く予定の人ばかりでした。その環境の中にいたので、新興国であるインドに来たことは必然的だったかもしれません。

中: あとは、インドに来ることが自分の希少性を高めると思いました。メジャーどころって皆行ってるじゃないですか。先輩の話とか聞いても、就職した後に手を上げたら行ける国とのことだったので、じゃあ今しか行けなさそうな国に行っておこうと思いました。

それにインドは”これから来る国”じゃなくて、”今きている国”だと思うんです。色々な数字を見てもIT産業だけじゃなくて全産業が伸びている。”今”伸びているインドは今しか見れないですから、人の熱気や優秀な人材を輩出している理由をこの目で見たかったんです。


吉: それはあるね。インドは注目されてるけど実際どうなんだろうって。

中: しかもインド留学ってかなりマイナーだし、実際に留学に来る人も多くないじゃないですか。でもインドは絶対行っておくべき国だと思うんですよね。実は自分の父親が少し前に駐在員として来ていたんですけど、インドの話をするといつももっと若い時に見ておけばよかったと言っています。

東京大学生×京都大学生

二人とも4週間のIT留学を経験

中: 僕は内定先がIT企業で、マーケティング関連のことを担当する予定です。ただ、そこで成果を出すには実際にプロダクトを開発しているエンジニアとのコミュニケーションありきだと思って、そのためにエンジニアと会話できるように自分もプログラミング知識を身につけておこうと。

ITをやってみてITエンジニアってすごい頭使ってるんだなって感じました。プロダクトを自分で作れるってすごいですよ。スピード感もぜんぜん違うし、将来起業するってなったら必須のスキルだと思います。


吉: あるインド人エンジニア講師の息子は10歳くらいでプログラミングコード書けるんだそうです。その話を聞いてもそうだし、小学校のカリキュラムには既にロボティクスの授業なんかも入っている。これはインドがIT大国と言われる所以を感じましたね。

生活水準に比べてクレジットカードの普及率が釣り合ってないというのも気付きでした。所得が低い人でもクレジットカードやスマホで決済している人が多くて、IT技術が進んでいる面をみることができました。携帯システムがしっかり構築されていると生活水準関係なくインターネットでその差を埋められるんだなと。

中: たしかに現金で払おうとするとカードは持ってないのか?Paytm(インドのオンライン決済アプリ)は使えないのか?ってしつこく聞かれた笑

吉: キャッシュレスに向けて進んでる感じはあるよね。インドで出会ったあるメーカー企業に勤める駐在員の方のお話で印象に残ったことがあります。まず製造業の面で日本人はインド人に絶対負けないと。インド人はモノづくりへの情熱はなくて、指示待ちばかりだけど、日本の製造業人材は違うと。絶対的な自信を持っていました。

ただ、ITは負けてしまうとも言っていました。というのも日本人エンジニアは文系あがりが多いし、大学で始めました人が多い。先程も言ったようにインド人エンジニアはそういう人が圧倒的に少ないんだそうです。インド人のトップエンジニアなんかは日本人よりはるかに持っていて、アメリカではエンジニアの半分がインド人らしいですよ。そこの差を埋めるのは教育しかないなと思いますね。

世界ではITスキルってもはや教養になっているし、今回IT留学でプログラミングを学べて土台はできたので良かったかなと思います。

東大×京大 対談風景

約1ヶ月インドに滞在してみて印象に残ったことは?

吉: 牛が多い笑。ただ、来る前にインフラ面に都市面での違いが結構あるのかなと思っていたんですが、それはあまり感じませんでしたね。それに電気の供給量は差じゃないと思ってます。電気供給は単純に増やせばいいだけなかなと。これはすぐに日本に追いつくと思います。なので課題は明確で、あとはどれだけ早く解決していけるかという話だと思います。

中: 人が親切だなと思いました。イメージしていたのとは全然違いましたね。交通機関でも気軽に話しかけてくるし、国民同士の仲が良いなと感じましたね。そういう暖かさは日本には無いところだなと。

吉: インド人はとにかく積極的だよね。でもそれを僕らが見習う必要はないと思う。インド人はインド人の国民性を、僕らは日本人の国民性を強みに成長していけばいいだけかなと思う。

中野君が言っている親切は、国の成長過程におけるものだと思うんだよね。日本も昭和の頃はもっと個人が密接で暖かさを感じていたと思うし、数年後はインドもわからないよね。


中: でもその姿を見ておくのは重要だと思う。客観的に見て親とか今の日本を作り上げてきた人たちへの感謝は忘れがちじゃないですか。今のインドが経済成長していた頃の日本の姿だとしたら、こういう環境の中で踏ん張って日本を成長させてくれたんだって気づくことができると思います。


吉: たしかにね。でもそれを見た所で今の日本が変わるわけではない。今回見たもの、感じたものをいかにして将来へ還元させるかが大事だと思う。

中野さん

大学生が今やるべきこと


中: 大学の友達と話していると、やっぱりこれからは世界に出てやらなきゃとグローバルな展開を見据えている学生は多いと思うんです。

今回インドに来て思ったのは、ただ世界に出ていってもだなと。「自分はこれが出来る」という武器を持っていないと通用しないんじゃないかなと感じましたね。

インドは分業制でジェネラリストは育たないけど、世界に通用するスペシャリストはどんどん出てきている。日本ではジェネラリストが良しとされていて教育システムもそんな感じですよね。世界でやるにはスペシャリストになる必要があるなと。


吉: 中野君と似てしまうんですが、自分の強みを作るべきだと思います。英語とかでははダメですよ。それは前提です。プログラミングも当たり前になってきます。本当のの強みって何なんですかね?

中: 僕は興味を持つ力だと思います。インド留学に来ていた慶応義塾大学の男の子で何でも出来る奴がいたんですよ。頭いいしかっこいいし、料理作らせたらイチコロみたいな。でも彼がすごいのって何にでも興味を持って調べるんですよね

吉: 興味力ね。何かあると調べてすぐに実践してたね。

中: うん、あれは簡単そうでなかなか出来ない。会話の中で自分の知らないこととか出て来たらスルーしないですぐに深い所まで調べて誰よりも詳しくな。

そうすると少しずつ知っていることが増えて、出来ることが増えるんです。常に成長しているから彼は自分に自信を持っているし、ブレないなと思いました。


吉: 興味を持つのは習慣だよね。興味力は自分を高めるのにかなり大事な力だと思います。東京大学の人を見てるとやっぱり、リサーチ力が高いなと感じますね。

聞くよりも先に調べる。今は情報が簡単に手に入るから、意識の問題だと思います。僕はそこをもっと磨いていきたいですね。

中: 僕も興味力とそれに対して行動するというところでは誰にも負けたくないと思います。

東大生と京大生

同世代の方へメッセージ

吉: 偉そうなことは言えないので、自分の心掛けでもいいですか?笑 目的意識は常に持って行動したほうが良いですよね。例えば、インド留学に何のために行くのかはっきりさせた方が良いと思います。僕は今回、100%自分への投資で来た。日本のためとか誰かのためと思ってないです。だから全ての時間を学びに使えたと思います。

もちろん一度は海外、それも日本とはかけ離れた国に出ておくのは大事だと思います。いかに日本が素晴らしいかわかりますからね。

中: 自分の進む道を決めて、それを突き詰める。行動する。以上です!

中野さん、吉裕さんありがとうございました。

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