留学前に学習しておくこと


近年、フィリピンを筆頭に、フィジーやインドといった国々へ英語留学をする人が増えています。留学期間は数週間から3ヶ月までの人が多く、欧米やオーストラリアに比べて、価格がとても安いので人気があります。しかし、留学に行ってみて「◯◯ぐらいは日本でやっておけばよかった・・・」と後悔する話はよく聞きます。大前提として、短期の留学中は、とにかくスピーキングの向上に費やす時間がほとんどであるということを踏まえ、今回の記事では、短期語学留学に行く予定、もしくは検討している人に向けて、留学前にやっておくべき4つのことを紹介します!

発音の理解


単語を覚える前に、まずは発音を学びましょう。留学中に発音自体は先生が直してくれますが、とにかく留学前にすべきことは英語と日本語の違いを知り、発音記号を読めるようになることです。手っ取り早く発音を独学できる発音テキストを紹介します。

DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本

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アメリカ英語に存在するすべての発音記号を網羅し、日本人が混同しやすい音(sとθ、ɔːとoʊなど)の違いを明確に解説しています。付属のDVDはネイティブ・スピーカーの口元にフォーカスした映像で、どのように口や舌が動いているのか、直感的にわかります。発音記号が習得できれば、単語を新しく覚えるときも、正しい発音と一緒に定着させられますし、リスニングやスピーキングも同時に向上させられます。


基本単語のマスター

留学中はとにかくスピーキングの向上に時間を使わなければなりません。そのためには、日本でできるだけ単語をインプットしておくことが必要です。では、留学前に最低限どれくらいの単語を覚えておく必要があるのでしょうか?


答えは3000語です。イギリスの辞書出版社Longmanが、3000語覚えれば、日常生活のコミュニケーションに必要な語彙力の86%をカバーできるというのです!こちらがその公式単語リストです。(PDF)

Longman Communication 3000

ザッと目を通してもらうとわかると思うのですが、レベル的には英検準2級程度なのです。とにかく、この3000語リストからわからない単語を無くすことから始めましょう。それが終われば、定番のDuoなど市販の単語帳に進んで、より高度な単語を身につけてもよいでしょう。


文法の総復習


単語と平行して、文法の総復習をしましょう。文法は覚えた単語を組み立てて文にするための骨組みです。いくら単語を覚えても、文法知識がないと、自由に文を作れるようになりません。そして、文法は留学中にもっとも伸びにくいスキルです。そもそも文法の授業がない学校が多いですし、文法を事項を英語で説明されるより、日本語で学ぶほうが遥かに理解度は高いです。

大学受験をした人もしてない人も、まずは高校までに習った文法を完璧にしましょう。実は英文法そのものは中学・高校で習う範囲を理解するだけで、完全マスターしたも同然なのです。そのために必要な書籍は2つ。

総合英語Forest 6th edition

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Forest 6th edition 解いてトレーニング


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Forestは、多くの高校で採用されている文法参考書なので、ご存知の方も多いでしょう。同書の優れているところは、それぞれの単元の最初にわかりやすいイラストを使って解説しているところです。特に、日本語には存在しない「完了形」「仮定法と直接法」や「冠詞」と言った概念は、イメージを使って覚えるほうが感覚的に理解できて楽です。

この文法書とそれに完全対応した問題集を組み合わせれば、効率よく総復習ができます。いきなり問題集を解いてみて、間違ったところを文法書で確認してもいいですし、はじめに文法書をしっかり読み込んでから、問題集をやってもよいでしょう。

肝心なのは、隅から隅までやり終えることです。文法書は英語を学び続ける上での財産になります。浮気をせず、1冊の文法書を使い続けることで、しっかりと頭に文法知識を定着させることができます。そして留学中も良き相談相手となるので、必ず文法書を留学先へ持って行きましょう。

リスニングはディクテーションで鍛える


いざ留学すると、話すことも大事ですが、相手の言っていることが聞き取れないと苦労します。もちろん、留学中にもリスニング力は伸びますが、日本でやっておくべきリスニング学習法「ディクテーション(Dictation)」を紹介します。ディクテーションとは簡単にいうと、聞いたものを書き取ることですが、以下のステップに添ってやってみてください。


1. まず音源をひと通り聞く。もちろん何も見てはいけません。音源の長さははじめは文単位でもよいですし、30秒以内の短いものでかまいません。

2. リピート再生をしながら、聞いたものを書き取っていく。綴りのわからない単語は、カタカナでも構いません。

3. これ以上書き取れないというところまでできたら、正解の原稿と照合。この際、実際に音源で読まれたテキストが、自分にはどう聞こえて、何が聞き取れなかったのかを明らかにしていきます。

例えば、
He went to Japan to visit his family

という正解文に対して、自分が書きとったものが、

He went to Japan to visit ( is ) family

である場合、hisの部分を間違ったことが明確になり、文法的な間違い(動詞visitの直後にbe動詞がくることはありえない)や、”h”が読まれない現象(リダクション)にも気づくことができます。すでにお持ちのリスニング教材を利用してもいいですが、最近ではディクテーション専門教材もあります。

ゼロからスタートディクテーション

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この教材1冊で短文から会話にいたるまで、段階的にディクテーションをこなしていくことができます。音と文字の一致を徹底させる良い教材です。それが終われば、英語字幕が表示可能なTEDを使ってディクテーションしてみると、より自然なネイティブ・スピーカーのスピーチを聞き取れるようになるでしょう。

以上、短期留学前にすべき4つのことでした。いかがでしたか?これから留学に行く人も、次の春休みや夏休みに考えている人も、ぜひ参考にしてくださいね!


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