インド海外ボランティア体験記〜先生をしながら考えたこと〜


今日、私は初めてHarmony Houseに行きました。Harmony Houseとはインドのグルガオンにある教育系NPOです。Harmony Houseでは朝9時から5時まで、数学や英語などいくつかの教科を、無料で教えています。そして生徒たちに朝食と昼食を提供しています。


Harmony Houseボランティアに参加した理由

そもそもなぜ私がインドに来たのか。それは以下のような理由です。
私は将来貧困をなくすために働きたいと思っていました。しかし同時に、本当に私は外国で脱貧困への活動をやっていけるのだろうか?と心配していました。
1つは私の能力面の心配です。住み慣れた日本に比べて、上手くいかないことが多くなる海外で、良い仕事が出来るのだろうか心配でした。
もう1つは、私の気持ち面の心配です。口ではやりたいと言っているけれど、いざ働いてみたときに「これは自分のやりたいことではなかった」と感じるかもしれないと思ったからです。
そこで、自分を試すため、そして自分の気持ちを確かめるために、実際に海外でボランティアをしてみようと思ったのです。

Harmony Houseは高級住宅街に2棟教室をもっており、どちらもきれいな建物でした。教室には、2棟合わせて200人程の生徒が通っており、お祈りをしている最中は静かでしたが、そこはわいわいがやがやと、とても賑やかで楽しそうな雰囲気でした。


先生をしながら考えたこと

私はHarmony Houseがどのような場所なのか分からなかったので、最初の数日間は先生をしながら考えることにしました。午前中は、数学の先生として、だいたい10~12才の子供たちに、掛け算と割り算を教えることになりました。その授業は、私が問題をホワイトボードに書き、生徒がその問題を解くシステムでした。私が驚いたのは、59728×3947=のような、大きな桁同士の計算問題は解き慣れているにもかかわらず、2+3×4=のような四則演算の法則を知っておかなければいけない問題は、解けないということでした。また面積や分数、小数点などの問題もやったことがないらしく、「こんなに大きな桁同士の掛け算や割り算を練習するよりも、次のレベルの問題に進んだ方がより効率的なのではないか?」と疑問を持ちました。

午後から英語の授業を担当したのですが、数学の授業のときに受けた印象と大体同じです。私が教科書を読んだ後に生徒が1人ずつ立って音読するという授業形式だったのですが、それがものすごく非効率で、生徒はいったん自分の番が終わると数分はすることがないので、遊びだしてしまうのです。(後に自分で、生徒全員が一斉に音読するシステムにかえましたが)

ここから、私はHarmony Houseで提供している教育が非効率だと感じました。他の先生たちはHarmony HouseのことをSecond Schoolのような場所だと言っていましたが、生徒はパブリックスクールよりも、Harmony Houseにより長くいるのだから、生徒にはしっかりした授業をすべきだと考えています。

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