ジャーマー・マスジッドとは、オールドデリーの繁華街”チャーンドニー・チョウク”の東端付近にあるインド最大のイスラム教モスクのひとつ。
正式にはマスジデ・ジャハーン・ヌマー、すなはち『世界を見渡すモスク』という名称であるとのことですが、インド観光の際はジャーマー・マスジッドの方が通りが良いとされています。
タージ・マハルを建造したことでも有名な、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって1656年に作られたモスク。巨大なモスクでありますから、建設には5000人の、6年以上の歳月を要し、当時の金額で100万ルピーの費用がかかったと言われています。壮大ですね。
イスラム教徒は無料ですが、観光客は300ルピーで中に入ることが出来ます。
土足厳禁のため裸足になり、肌の露出が禁止のため女性はポンチョのようなコート、男性も短パンの場合は腰巻き布を入り口で渡されます。この際別途費用はかからないので、お金を請求されたらボッタクリです。気をつけましょう。(※筆者は300ルピーちょろまかされました)
入場までの様子はこちらです
25000人が礼拝できる広大な中庭、 オールドデリー市街を見渡せる塔に登るには別途100ルピーがかかります。
頂上からはイスラム教の地区、ヒンドゥー教の地区を見渡すことができます。インドを作ってきた宗教を、文化をこの目にできるのも不思議なものです。
塔にはもちろんエレベーターなどついていないので、筋肉痛になること間違いなしです。登りきった頂上からの眺めは、感慨深いものがありますね。(ちなみに筆者は太ももがつりました)
オールドデリーに来た際には、ぜひ観光にどうぞ!