お札と言えばその国の偉人が描写され、それぞれの国の特徴がはっきりと現れるものです。今回はインドのお札と日本、アメリカのお札に描かれている人物からインドのお札の特徴を探っていきたいと思います。
日本のお札
1000円札
野口英世。黄熱病の研究で有名。
5000円札
樋口一葉。近代以降では初めての女流職業小説家。「たけくらべ」が有名作品。
10000円札
福澤諭吉。慶應義塾大学の創始者。日本の近代化や学問の普及に欠かせなかった文化人として有名。
アメリカのお札
1ドル札
ワシントン。アメリカ初代大統領。独立戦争の司令官。
5ドル札
リンカーン。南北戦争時の大統領。ゲティスバーグの演説が特に有名。
10ドル札
ハミルトン。合衆国憲法の起草者。独立戦争時ワシントンの副官。
20ドル札
ジャクソン。貴族出身ではない最初の大統領。
100ドル札
フランクリン。独立宣言起草者の一人。雷が電気であることを示したことで有名。
10ルピー
ガンディー。イギリスからの独立を「非暴力、不服従」を提唱して指揮した。今のインドがあるのはガンディーのおかげですね。
20ルピー
ガンディー。「塩の行進」と称されるイギリスの塩税に抗議した運動は有名。
50ルピー
ガンディー。私の生き様が私のメッセージである。と言った男。
100ルピー
ガンディー。あれ?
500ルピー
ガンディー。いやいやいや。
1000ルピー
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まとめ
3カ国のお札に描かれている人物を紹介しました。日本とアメリカが全て違う人物を採用しているのに対して、インドはどこまでもガンディー。インドにはガンディー以外に偉大な人物がいないのではないかと思うかもしれませんが、5000年の歴史があるインドでは他にも仏教の開祖である釈迦やガンディーとともに独立運動を指導したネルーなど世界的にも尊敬される人物はいます。それでもガンディーが全ての紙幣に使われているのは彼がどれだけ尊敬されていて、偉大な人物なのかわかる結果でした。